続き




何度も来たこの場所は

いっぱい思い出があるけれど、


なーくんが歩けるようになる前に

たっくんとなーくんと私の3人で

初めて来たときは、

日差しの照りつける夏の7月


たっくんから急に連絡が来て

「午後から休みとるから海に行こう!」

って出発したの。


14時半頃に到着して

なーくんは抱っことハイハイで

砂浜遊びを楽しんだんだよ


それから1ヶ月弱でなーくんは

歩けるようになって

また同じ海に遊びに行った8月には

たっくんにサーフボードに乗せてもらって、

それから手を握ってもらい

一緒に海岸を歩いたんだよ



そして今はひとりで立って

海を見てる











同じ場所なのに

同じ場所なのにね…




大きくなったね

なーくん。








きっとたっくんも

なーくんの成長を

心から喜んでくれている





なーくんのために

たっくんのために

お義父さんお義母さん

お義姉さんやたっくんの親族

周りで支えてくれている

みんなのために



そう思うしか

自分を生きさせるものがない









なーくんに、たっくんに

みんなに、生かされて、生かさせて

もらってる



ならば、全員が納得のいく、

(そんなことは難しいのも承知ですが)

充実したものに

せねばとも思う。



それが何なのか


探りながら


なーくんのための

自分のための

なーくんの人生

自分の人生

という思いも



忘れずに

探し求め続け

かたちににしたい。










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