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 アレグザンダー・ブライロフスキー(Alexander Brailowsky, 1896年2月16日 キエフ - 1976年4月25日 ニューヨーク)はウクライナ出身のピアニストで、キエフ音楽院の学生だった頃にラフマニノフに見出され、1919年にパリにデビューしました。とりわけパリやニューヨークで行ったショパンの全作品連続演奏会でルービンシュタインと並ぶ20世紀最高のショパン弾きとの名声を得ました。
 

 芸風は聴くものを圧倒するようなヴィルトゥオーゾ的なものではなくサロン音楽風の洒落た親しみのあるものです。ルバートを多用するグラマラスなショパンという点では同郷のホロヴィッツのショパンに少し近いものもありますが、ホロヴィッツのショパンのような病的な妖しさはなく、もっと健全で健康的なショパンです。

 

 SP時代から多くの録音が残されておりCBSはショパンの全集をステレオで録音予定だったそうですが、その完成を待たずに引退してしまいました。1960年代にCBSに録音したショパンのアルバムは、世界初CD化の24の前奏曲を含む5枚組BOXが2010年に国内企画盤として発売されました。このBOXは好評だったようで2020年には全く同じ内容のBOXが海外盤でも発売されサブスクでも配信されています。しかしこのBOXにもオーマンディと共演したピアノ協奏曲第1番のステレオ再録音は入っていませんでした。CDで手に入るのはオケの前奏がカットされているSP盤やモノラル旧録だけで何とかならないものか、と思っていましたが、昨年出たオーマンディのステレオBOX(88枚組)の50枚目に収録され初めてCD化されました。 約40年ぶりにこの演奏が聴けて嬉しいです。

 

 CBSのステレオ録音もRCAのモノラル録音もSP時代の録音も全てサブスクで聴けるのでぜひ。私はCBSのステレオ録音の演奏が一番好きです。

 

1. ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11★

2. リスト:死の舞踏 S.126★

・YouTubeミュージック

 

・Amazonミュージックでは24/192のハイレゾで配信されています。

https://music.amazon.co.jp/albums/B0CPQ9LCZQ?ref=dm_sh_1ac9-3612-ffe7-0dc9-9e0a3

 

アレグザンダー・ブライロフスキー(ピアノ)

フィラデルフィア管弦楽団

ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:

1961年2月12日 フィラデルフィア、タウン・ホール(1)

1961年2月23日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ(2)

 

 

・ショパンCBS録音全集:

・YouTubeミュージック

・Amazonミュージック

https://music.amazon.co.jp/albums/B08MQTCYWW?ref=dm_sh_1897-724b-e111-486c-09e1c

<CD1>

1-24. 24の前奏曲Op.28

25. アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調Op.22

26. 3つのエコセーズ Op.72-3

27. 私の喜び Op.posth.74/12

28. 乙女の願い Op.74-1

[録音]1960年、パリ、フィリップス・スタジオ(1-24)、

1963年4-5月、ニューヨーク、(25-26)

1961年、フランス(27-28)

 

<CD2>

1-14. ワルツ集 第1-14番

15-18. ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58

[録音]1960年9月6-13日、フランス(1-14)

1963年2-4月、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ(15-18)

 

<CD3-4>

マズルカ 第1-51番

[録音]1960年5月、パリ、フィリップス・スタジオ、

 

<CD5>

1-9. ポロネーズ 第1-6, 8-10番

10. ポロネーズ嬰ト短調

11. 幻想即興曲 嬰ハ短調Op.66

12. タランテラ 変イ長調Op.43

13. 子守歌 変ニ長調Op.57

[録音]1961年2-3月(1-10)、1965年3月15日(11)、

1963年4月18日(12-13)、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

 

 

・RCAショパン録音全集:

<CD1>

1-14. ワルツ第1-14番 [録音]1941年5-10月、ニューヨーク、ビクター第2スタジオ

15. 即興曲第1番 変イ長調Op.29 [録音]1941年5月8日、ニューヨーク、ビクター第2スタジオ

16. 夜想曲第5番 嬰ヘ長調Op.15-2 [録音]1945年4月20日、ニューヨーク、ビクター第2スタジオ

17. 即興曲第4番 嬰ハ短調『幻想即興曲』Op.66 [録音]1946年12月30日、ニューヨーク、ビクター第2スタジオ

18. 夜想曲第2番 変ホ長調Op.9-2 [録音]1946年12月30日、ニューヨーク、ビクター第2スタジオ

19. 夜想曲第8番 変ニ長調Op.27-2 [録音]1949年4月5日、ニューヨーク、ビクター第2スタジオ

 

 

 

<CD2>

1-24. 練習曲集Op.10 & 25(全24曲) [録音]1946年12月26日、1947年5月26, 28日、ニューヨーク、ビクター第2スタジオ

25-27. 3つの新練習曲 [録音]1947年5月28日、ニューヨーク、ビクター第2スタジオ

 

 

 

<CD3>

1-3. ピアノ協奏曲第1番 ホ短調Op.11

[共演]ウィリアム・スタインバーグ(指揮)RCAビクター交響楽団

[録音]1949年4月14日、ニューヨーク、マンハッタンセンター

4-6. ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調Op.21

[共演]シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団

[録音]1954年11月29日、ボストン、シンフォニーホール

 

 

 

<CD4>

1-14. ワルツ第1-14番 [録音]1950年2月6,7,13日、ニューヨーク、タウンホール

 

 

 

<CD5>

1-24. 24の前奏曲Op.28 [録音]1951年3月8,27,29日、ニューヨーク、タウンホール

25-28. ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58 [録音]1938年11月23-24日、ロンドン、アビイロード・第3スタジオ

29. 子守歌 変ニ長調Op.57 [録音]1938年11月23-24日、ロンドン、アビイロード・第3スタジオ

30-32. 3つのエコセーズOp.72-3 [録音]1938年11月23-24日、ロンドン、アビイロード・第3スタジオ

 

 

 

<CD6>

1-4. ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調『葬送行進曲付き』[録音]1954年1月5,7日、ニューヨーク、マンハッタンセンター

5-8. ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58 [録音]1954年1月5,7日、ニューヨーク、マンハッタンセンター

 

 

<CD7>

1-10) 夜想曲第1-10番 [録音]1956年12月19日、1957年2月26-27日、6,7,13日、3月1日、ニューヨーク、タウンホール

<CD8>

1-9. 夜想曲第11-19番 [録音]1957年2月26日、6,7,13日、3月1,4,14日、4月29日、ニューヨーク、タウンホール

10-12. 3つのエコセーズOp.72-3 [録音]1958年4月23日、ニューヨーク、タウンホール

13. 子守歌 変ニ長調 Op.57 [録音]1958年4月23日、ニューヨーク、タウンホール

 

 

 

・ブライロフスキー「ベルリンレコーディングス1928-34」

 

【曲目】

[Disc 1:DACOCD336]

フレデリク・ショパン:

ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11*、

ピアノソナタ 第2番 変ロ短調 Op.35、

舟歌 嬰へ短調Op.60、

バラード第1番 ト短調 Op.23

 

[Disc 2:DACOCD337]

フレデリク・ショパン:

マズルカ 変ロ長調 Op.7 no.1、

夜想曲 変ホ長調 Op.9 no.2、

前奏曲 ロ短調 Op.28 no.6、

前奏曲 ト長調 Op.28 no.3、

前奏曲 変ニ長調 Op.28 no.15《雨だれ》、

ワルツ 変イ長調 Op.34 no.1《華麗なるワルツ》、

ワルツ 嬰ハ短調 Op.64 no.2、

ワルツ 変イ長調 Op.69 no.1《告別》、

ワルツ ホ短調 Op. posth.、

即興曲第1番 変イ長調 Op.29、

幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66、

練習曲 ホ長調 Op.10 no.3《別れの曲》、

練習曲 嬰ハ短調 Op.10 no.4、

練習曲 変ト長調 Op.10 no.5《黒鍵》、

練習曲 変イ長調 Op.25 no.1《牧童》、

練習曲 へ短調 Op.25 no.2、

練習曲 へ長調 Op.25 no.3、

練習曲 変ト長調 Op.25 no.9《蝶々》、

練習曲 イ短調 Op.25 no.11《木枯らし》、

練習曲 ハ短調Op.25 no.12、

ポロネーズ第5番 変イ長調 Op.53 《英雄》

【録音】

オリジナル録音:1928年-1934年、ベルリン[Mono]

デジタル・トランスファー:2019年