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  演奏から40年後の2021年になって初めて正規CD化された。だいぶ昔、駅売りの海賊盤で出ていた有名な演奏である。アバドのDVDでメゾソプラノを歌っているノーマンがここではソプラノを歌っている。声質的にややバルツァと被る部分は無きにしも非ずとは言え、ここでのノーマンの歌唱は終曲のリベラメまで圧倒的でノーマンはこの曲はソプラノパートの方がいいと思う。ムーティは1979年のミュンヘン州立歌劇場のアイーダでも優れた演奏をしておりミュンヘンとは相性が良いのか? 
 これまでムーティの「ヴェルレク」は、EMIの1979年盤と1987年盤、2009年のシカゴ響のCDの3種類があった。1987年盤と2009年盤はライブ録音だが、このバイエルン放送のライブが最も「リアル」なライブ感にあふれている。1979年盤と1987年盤は名歌手を集めているがどちらも音質がイマイチ。そのせいか1987年盤はパヴァロッティとスチューダーの調子も今一つに聴こえる。2009年のシカゴ盤はホールのせいか響きが乾いて聞こえる(私はここのホールに行ったことがないので正確なことは分からないが)。それと男声2人の声が今一つ。今回のバイエルン盤がベストだと私は思います。いずれもYouTubeミュージックで聴けるのでぜひ聞き比べてみて下さい。
 

 

 

【演奏】
ジェシー・ノーマン(ソプラノ)
アグネス・バルツァ(メゾ・ソプラノ)
ホセ・カレーラス(テノール)
エフゲニー・ネステレンコ(バス)
バイエルン放送合唱団(合唱指揮…ゴードン・ケンバー)
バイエルン放送交響楽団
リッカルド・ムーティ(指揮)
【録音】
1981年10月8、9日(ライヴ)
ミュンヘン、ヘルクレスザール(ドイツ)

 

 

 

 

 

レナータ・スコット(ソプラノ)
アグネス・バルツァ(メゾ・ソプラノ)
ヴェリアーノ・ルケッティ(テナー)
エフゲニー・ネステレンコ(バス)
アンブロジアン合唱団
フィルハーモニア管弦楽団
リッカルド・ムーティ(指揮)
録音時期:1979年6月
録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール
録音方式:ステレオ(セッション)
・ヴェルディ:聖歌四篇
アーリーン・オジェー(ソプラノ)
スウェーデン放送合唱団
ストックホルム室内合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
リッカルド・ムーティ(指揮)
録音時期:1982年11月13,14日
録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
録音方式:デジタル(セッション)
 

 

 

 

 

 シェリル・ステューダー(ソプラノ)
 ドローラ・ザージック(メゾ・ソプラノ)
 ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
 サミュエル・レイミー(バス)
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 リッカルド・ムーティ(指揮)
 録音時期:1987年6月
 録音場所:ミラノ、スカラ座
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 

 

 

 

リッカルド・ムーティ(指揮) シカゴ交響楽団、合唱団 
バルバラ・フリットリ(ソプラノ)、
オリガ・ボロディナ (メゾ・ソプラノ)、
マリオ・ゼッフィーリ(テノール)、 
イリダール・アブドラザーコフ(バス)
【録音】
2009年1月シンフォニーセンターオーケストラ・ホール、シカゴ(ライヴ)