思い出しました。あれこれ仕事をし過ぎて病気になるぐらいですからね? 記憶が混濁しているのですよ。大昔の話になるとね? うろ覚えなんですよ。PC-9801VM2を販売したり、サポートしてたなと思い出すんですよ。

自分では到底お値段が張って、買えなかった。なので、おカネ持ちが主に持っていましたね。さもなくば、個人事業主とかね? そういう方々が、ワープロとして、または、表計算ソフトを動かす用途とか、そういう事務的な用途でPC-9801を使っていたのですよ。

インプレス/アキバPCホットライン/PC-98黄金期時代を作るきっかけとなった「NEC PC-9801VM2」

外見はシンプルですけどもね、中身的には、かなーり複雑な設計になっているっぽかったですよ? 

最初にやったお仕事は、AUTOEXEC.BATファイルに、一太郎を追加して、電源ONしたら、勝手に一太郎が何もせずに立ち上がるというメンテナンス作業でした。18歳か、19歳頃の事だと思います。

当時から「パソコンは事務用品」という割り切りがすごくて、これでゲームをやる人は、余程のおカネ持ちだ、と思っていたし、今でもそう思うのです。もしそうだとしたら、高いおもちゃだなと思うばかりでして。

今みたいに、PC/AT互換機が主流になって、本体、周辺機器も、比較的手が届きやすいお値段に落ち着いているのですが、当時の98本体、それに周辺機器。めちゃくちゃ高かったです。3~40万円は軽くしていました。

あんな道楽に付き合ったら、それこそ手許のお財布の日本円が、大規模に溶けてゆくので、当時は手を出しませんでしたね。

せいぜい、僕が手が出せる範囲内のPC98製品は、後の98互換機、エプソンPC-486Pを待たないといけなかったのですが。もう当時は何が何でもPC98という時代は過ぎ去りつつあって、どちらかというと、電気街では、PC/AT互換機の時代になりつつありました。OADGという言葉もありました。いやー、懐かしいな。

ではでは(・∀・)ノ

パソコンのお医者さん PC98はおカネ持ちの道具 ネットウイングス 代表 田所憲雄 拝


via ネットウイングス
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