イカの沖漬け醤油②商品開発編 | 中原醤油のブログ

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開発編ですニコニコ


ここから奈落の底に転落するような試作品の山と、壁にぶち当たって挫けそうになる、なが~~~~~い低迷期が続きますガーン


その低迷期、救ってくれたのは仲間、身内…。
沢山の方々に支えられてるんだと改めて感じました。
逆に言えば、新商品開発に取り組んでいなければ、僕は周りの支えに気付いてなかった?汗


話しは逸れましたが…。
2012年の山陰シロイカシーズン(6月~10月)今年ある程度、納得の味にならなかったら諦めようかな…DASH!



なんて事もあせる



2009~2011年の配合メモをもう一度見直して、もっとシンプルにそして少々コストがかかっても美味しいモノを作りたいと思い、2012年はスタートしました。


毎回、海に出るときは5~6つの試作品を船に持ち込み、イカの沖漬けを作って、イカのサイズで漬け時間を(浸透率データを取るため)変えてみたり、液体に入れるイカの量をサイズ毎に調整してみたり海に出れないときは、仲間に協力してもらい、試作品を渡して漬けてきてもらったり。



それでも中々納得出来る味には程遠く、頭の中によぎるのは、『そこそこ美味しいからもう良いんじゃないか。』、『もう諦めようかな…。』
妥協と断念の二文字がちらほらとしょぼん


2012年、山陰白いかシーズン終盤、もう一度配合、漬けたあとの味のバランス、液体の濃度、甘さ、塩分、香り…。
思い付くすべての要素を考え直し、これでダメだったらもうホントに無理だな。
と思いながら作った試作品で作ってみると家族から、『いいじゃん!!』、『美味しい!!』の感想がひらめき電球
もちろん、仲間にも試食をしてもらい、『これなら売り物になるね!!



嬉しい言葉を頂きました合格



まるで、雲の隙間から光が差し込んだような気分晴れ




ここからはほぼ完成形にたどり着いたかな?って感覚がしてきたのを覚えています。
後は、味のバリエーションとして生姜を入れてみたり、鷹の爪を入れてみたり、ニンニクを入れてみたりしましたが微妙な感じでしたあせる




まあ、これは個人の好みがはっきり別れてしまうので、スタンダードなモノを作って、後は個々のやり方に任せようと思い、あえて味付けはしてません。



味付けの、『一手間』は御客様の好みにお任せしますニコニコ


次回は、2013年、勝負の年編です。



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