甘いものは別腹と言いますが、甘いものを食べるためにあえて別腹を残している仲摩です。
#ちゃんとスクスク育ってる
どうも。
今回は「相手へ印象を与えるタイミング」ということについて書いていきます。
どんなにイマイチな映画でも最後の終わり方が良かったら満足できたり、第一線で活躍していた人が一度不祥事を起こすと人生がダメになってしまったように感じてしまうのか。
このことを行動経済学の世界では「ピーク・エンドの法則」と呼びます。
人間は過去の体験の良し悪しを、「もっとも感情が動いた瞬間(ピーク時)」と「最後の瞬間」の、たった2か所の印象だけで決めているとのことなのです。
もう少し深掘りすると、一連の体験のピーク時と最後が「面白い、楽しい、美味しい、気持ちいい」と感じたなら、その体験全体は「良かった」と判断され、逆に、ピーク時と最後が「痛い、辛い、悲しい、苦しい」と感じたなら、その体験全体が「悪かった」と判断されるということです。
そして、さらに付け加えるとピーク時と最後の「瞬間」しか見ていないので、「持続時間」は関係ないというのです。
普通に考えると、楽しい時間は長い方が良く、苦しい時間は短い方が良いじゃないですか。
ですが、人間の脳はそうは感じていないんですね。
#なんてこった
なので、「友達と旅行に行って1日楽しく過ごしたが、別れ際に喧嘩をしてしまった」というのと「友達と10分間たわいもない話をした」というのでは、後者の方が良い体験をしたと記憶するみたいです。
学生時代にどれだけきつい思いをしても今となっては良い思い出と感じるのは、卒業式やお別れ会などで友達とワイワイガヤガヤしたという最後に楽しい記憶があるので良い思い出として残っているんですね。
「終わりよければ全て良し」「立つ鳥跡を濁さず」ということわざがありますがまさにその通りで、相手に与える印象に関しては、過程が大事なのではなく別れ際(引き際)が大事だということです。
今は3月という別れの季節で、友達と離れ離れになることもある方もいるかもしれませんが、最後の「瞬間」が大切ということで、どれだけ厳しく辛い思いをしてきたとしても最後は笑顔で終われるように意識してみてくだい。
ということで今回は「相手へ印象を与えるタイミング」ということについて書いてみました。
ほいじゃまた。
それではこの辺で。
今回もお時間をいただきありがとうございまーす。