小学生の頃、家に遊びに来ていた友達にアルファベットが書いたブロック型のミルクチョコレートを電子レンジで30秒程溶かしたオリジナル料理を振る舞うことにハマっていた仲摩です。

#子どもながら料理した気になってた

#ただの側の溶けたチョコレート

 

どうも。

 

今回は「行動した人と行動したつもりになった人」ということについて書いていきます。

 

情報過多の現代社会では、何をするのにもネットで調べれば答えが出てくるようになりました。

 

晩御飯に何を作ろうかと検索すると、家に今ある具材を元にオススメ料理やレシピまで数多くの検索結果が出てきて、中には丁寧に作り方の動画まで載っているものもあります。

 

何かを新しく始める時も何から手をつけていいか分からないという苦労はなく、ネットで調べれば全て答えが出てきます。

 

本当に便利な世の中で、友達と話している時でも分からないことがあると「ググってみたらいいじゃん!」とつい言ってしまうことも日常茶飯事です。

#そういえば「シリってみたら」とは言わないな

 

便利になったことはいいことなのですが、その情報を見ているだけで自分がやった気になってしまうこともあります。

 

「できる」と「知っている」では全然違うはずなのに、情報が入りすぎたせいでチャレンジしようとしていたことをチャレンジしないまま諦めてしまうことも増えたように感じます。

 

僕にもこんな経験がありました。

 

まだ新型コロナウイルスが今ほど流行する少し前の2019年12月、ちょうど次男(純平)がアメリカから数年ぶりに日本に帰ってきている時の話です。

#オリンピックが開催されるよりも会う頻度が低い兄

 

日本でもYouTubeが認知され始め、配信者が増え始めている頃に「匠もYouTubeやった方がいいよ」と勧められました。

 

元々興味はあったのでやりたい気持ちはあったのですが、YouTubeがまだどんなコンテンツなのかあまり理解していなかったのと「超」がつくほどの機械音痴なので、動画の編集の仕方が分からないということもあり、なかなか行動に移せず二の足を踏んでいました。

 

次男からは「こんな感じで始めたらいいよ!」という参考動画までもらっていたので、とりあえずは0→1は辞めて人真似から始めることに決めました。

 

何をやるかは大方決まったので、後は動画編集だけだなということで、友人のツテで動画編集ができる人を紹介してもらいました。

 

ここまで準備ができたのでいざ始めようと思っていたのですが、参考動画を見ていくにつれて、自分にはこんな(クオリティの高い)動画は作れないんじゃないかとどんどん気持ちが滅入ってしまい、結局何もせずに終わってしまいました。

 

それからは皆さんもご存知の通り、緊急事態宣言が実施されてからは爆発的に配信者の数が増えました。

 

「あー、あの時すぐに始めていたらなぁ」とも思った時期はありましたが、いくら考えても時が戻るわけではないので、ブログの方が自分には向いていると思うようにしています。

 

僕の場合はやった気になったのではなく、先にレベルの高いものを見過ぎて始められなくなったパターンですね。

 

そう考えると、もしもスリストム広島を立ち上げると決めた時に「株式会社とは」「社長の仕事とは」「1年間どんなことをやらないといけないか」などの情報を全て見せられていたら僕は今の仕事を始めていなかったかもしれませんね。

 

頭脳は大人の生まれたての雛鳥に、いきなり成鳥が華麗にバッサバッサ空を飛んでいるところを見せられると「俺まだ歩けもせんのに空なんか飛べるわけないじゃん!」と巣から出ないといったところでしょうか。

#いつもながら例が分かりにくいぞ

 

分からないながらに進んでいく中で、壁にぶつかりながらもその都度調べたり行動したりして「できない」を少しずつ「できる」に変えていくことの繰り返しで日々成長することができるんだと思います。

 

初めから全て完璧にできる人なんてこの世にいません。

#漫画だって1巻と最終巻で絵のタッチが全然違う

 

最初は上手くいかなくても時間と労力をかけて、徐々に自分の形にしていくことも大事なことですね。

 

始める前からやった気になったり、周りの人を見て「自分には無理だ」と諦めたりするなんてもったいないじゃないですか。

 

考える前にまず動き始めることで何か気づくことがあるかもしれませんよ。

 

 

ということで今回は「やった人とやったつもりになった人」ということについて書いてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

それではこの辺で。

今回もお時間をいただきありがとうございまーす。