インスタライブ をIGTVで投稿すると、一番最初に表示される画面がいつもブサイクな顔になるので、ライブ配信をする瞬間にどんな顔をしようか悩んでいる仲摩です。
#決めポーズ募集中
(34歳頑張っておりますw)
どうも。
昨日は、2021年最初のバスケ塾呉校がありました。
このご時世で、広島市の体育館が17日までは利用できず、東区校はまだどうなるか分かりませんが予定通りいくと来週からスタートします。#東区校のみんな待っててね
これまでも子どもたちに対しての指導法に関しては、このブログ内でも再三お伝えしてきましたが、おもしろいほどに毎回毎回新たな発見があります。
昨日の発見は「リズム」について。
スリストム広島バスケ塾は2020年11月から本格的に始動しました。
今までの11月、12月はハンドリングやシュートなどの基本的なことをメインに行ってきました。
そして、1月からは新たにリズムの変化を入れたアタックモーションなどのより実践的な動きを取り入れてみました。
いろんなことが器用にできていた子でも、その新たにチャレンジしようとしているアタックのリズムが自分の中にまだない(経験したことがない)と痙攣を起こしたかのようなチグハグな動きになってしまいます。
#この反応をどう料理するかが指導者にとっての腕の見せ所
#その子が何が不得意かはこの反応を探せ!
表現を変えて例を挙げると、直立した状態から上半身は手で頭・肩・腰の3カ所を繰り返し触り、下半身は開いて閉じてのジャンプを繰り返す。これを同時に行うといったやること自体は簡単な動きです。
上半身(3拍子)と下半身(2拍子)のリズムが1拍ズレるだけで、動作自体は簡単でも上半身と下半身のリズムをズラすといった経験がない子には、何が何やら訳が分からなくなってしまいます。
#ちなみにこういうのをコーディネーションドリルっていうよ
#複数の動きを同時に行うトレーニング
#ためになったね〜、ためになったよ〜 byもう中学生
いくらお手本を見せて「こうやるんでよ!」と伝えたところで、その子自体にまだそのリズムや身体の使い方が身についていないので、頭でやることは分かっていても表現ができません。
#浅田真央ちゃんでイメージはできてもスケートは滑れない
「俺ができるんだからお前らもやれ!」という指導方法はナンセンスで、その動作を分解していきながら、どこまで分解していけばその子が理解できるのか、現段階でどこまで理解できているのかを追求しながら指導していかなければなりません。
先程の例で説明すると、まず上半身だけで頭・肩・腰を手で繰り返し触れるか、それを確認した後に上半身だけで開いて閉じてをジャンプしながら繰り返しできるか。
それができたら、頭を触って足を開いて止まって確認。腰を触って足を閉じて止まって確認。腰を触って足を開いて確認。そこからゆっくりスピードを上げながら一つずつ確認していく。
そういった作業の繰り返しで、その子の中にどんどんリズムや身体の使い方を落とし込んであげる。
あと補足で言わせてもらうと、基本的に何かやるときに「もうこんなことは出来るじゃろ〜」ってスタンスはやめた方がいいと思われます。(例で言えば、「普通、手で頭・肩・腰なんか触れるじゃろ」って確認するのを飛ばすみたいに!)
なので指導者の方は、チーム練習にしても、個人のスキル練習にしても、身体の使い方にしてもどの子にも合わせて教えてあげられるように、一つ一つの動きを細かく分解してあげることが大切だと思います。
「この子たちはなぜできない?」
「そのプレーがなぜ分からない?」
その感情を子どもにぶつけるのではなく、「動きの分解作業」と「その子の理解度を理解する」。
この2つの確認作業ができてくると、教える方も変なイライラがなくなり、子どもたちとの本当の意味での対話ができてくるはずです。
だって、怒られても分からないもんは分からないもんね。
このブログを読んで何か考えるきっかけになれば幸いです。
それではこの辺で。
今回もお時間をいただきありがとうございまーす。