昨日、友達から言われて初めて気づきました。
LINEの検索で「仲摩匠平」と入力すると、
「ふんがっっっっ!?」
いつのまにかインフルエンサーになってたみたいです。仲摩匠平改めインフルエンサー仲摩です。
何を言われても「だってLINEさんが言うんだからしょうがないじゃないか」で逃げ切ります。(クレームは受け付けません)
どうも。
最近、システム論に関して勉強しているんですが、これが読めば読むほど、「おっほ〜!」と思うようなことばかりだったんで、触りの部分を少し共有させてもらいます。
(内容が内容だけに上手くまとめられてないかもだけど、ニュアンスだけでも汲み取ってください)
ジェームス・スキナーの本でおもしろい実験がありました。
※その前に、システムとは「複数の要素がある特定の方法で絡み合いある結果を生み出しているもの」のことをいいます。(なんとなくイメージしてついてきてください)
【実験】
黒と赤の石が入ったバケツがあります。
ここまでイメージできますか?
できますよね?
なぜなら、これはイメージできるシステムになっています。
この黒と赤の石をスコップで、空のバケツに放り込みます。
どうなるか?
こんな風に混ざります。
(なぜならこれは混ざるシステムになっているからです)
そして、この黒と赤の石が入ったバケツからスコップで石をすくい上げてテーブルの上に並べます。
そうすると、いろんな色が出てきます。
黒い石だったり、赤い石だったり。
しかし、それには毎回バラつきがあります。
例えば、黒が7赤4、黒が3赤9、黒が9赤1…
いろんなパターンがあります。
なぜこういうことが起こるのか?
それは、そういう風にできているシステムなんです。
しかし、ここで問題が発生します。
この赤い石は全部不良品で、お客さんは黒い石しか納品して欲しくありません。
するとどうでしょう?
上のパターンだと、毎回不良品が出ている事になります。
これが会社だと、不良品が出た事に対して上司は部下を叱り始めます。
・「何やってるんだ!ちゃんと黒い石だけになるようにすくいなさい!」
上司に叱られて、怒られたくないからといって黒い石だけすくえますか?
それでは上手くいかないですよね。
それでは、
・「黒い石だけすくって、不良品0を目指しましょう!」というスローガンを会社で決めて、全員で共有して、スローガンを大きく印刷して会社の一番見えるとこに掲げる
これだとどう思います?
もしくは、
・「上手く黒い石をすくえる従業員にボーナスを払おうじゃないか!」
これには意味があるか?
結果的に意味はないんですね。
なぜかというと、ボーナスの為に頑張って黒い石ばかりを取った従業員がいたとして、全部黒い石をすくってしまったら、その従業員が次のシフトに変わった時には不良品ばかりが残ってしまいます。
会社全体の不良品は一定のバラつきの範囲内で出ている事に変わりはないんです。
経営者や上に立つ人の1番の布石だと思っているものは、実は100%無意味なんです。
このシステムを変えなければ改善はないという事ですね。
〜by what method〜
(どのような方法で)
それはとても簡単な事で、最初からこの赤い石をなくせばいいんです。
そうすると、黒い石しか入らない。
この状態で、従業員に
・「不良品0目指しましょう!」
・「不良品を出さない従業員にボーナスを出します!」
という目標は不良品が出ないから意味ありません。
これが、システムなんです。
失敗したから失敗した人を怒るのではなく、人を変えてもその失敗が続くようであれば、それは人のせいではなく、そもそものシステムに問題があるということです。
ヒューマンエラーではなくシステムエラーですね。
失敗した事に対して反応するのではなく、なぜそのミスが起こるのかの原因を見つけないことには、そのミスがなくなりません。もし本当に優秀な人が、今まで失敗の多い役職についてその失敗がなくなったとしても、その人の次にその役職に就いた人が前の人と同じような失敗を繰り返すようであれば、それは人ではなくシステムを疑った方がいいということですね。
「人ではなくシステムを疑え」というのは、考えれば「確かにそうだな!」と思うのですが、何かと人のせいにしてしまってることってありますよね。
表面上のことだけを見るのではなく、さらにその奥の深いところまで意識できるようにならないといけませんね。
まとめるのが難しい内容でしたが、何かしら読んでくれた方に伝わればと思います。(拙い文章で申し訳ない)
それではこの辺で。
今回もお時間をいただきありがとうございまーす。