出雲にはヤマタノオロチの伝説があります。
日本神話で有名な大蛇の伝説です。
ご存知でしょうか?
その伝説を簡単に説明するとこんな感じです。
神様のスサノオが母イザナミに会う旅に出る前に
姉の天照大神を尋ねたところ
神々が天照大神が収めている高天原( たかまがはら )に
スサノオが攻め込んできたと勘違いして追放されてしまいました。
スサノオは斐伊川( ひいかわ )の上流に降り立った時に
老夫婦神と娘の奇稲田姫( くしなだひめ )に出会います。
老夫婦神は娘が8人いたのにヤマタノオロチに食べられてしまったと泣いていました。
スサノオは最後に残った娘、奇稲田姫( くしなだひめ )と結婚を条件に
大蛇を退治し助けることになりました。
古事記の一節によると、ヤマタノオロチは、
「 目はほおづきのように真っ赤で、ひとつの身体に八つの頭、八つの尾があります。体にはコケやヒノキやスギが生え、長さは八つの谷、八つの山に渡るほど。その腹は、いつも血がにじんでただれています 」
と書かれています。
スサノオはそのヤマタノオロチを酒に酔わせて退治します。
大蛇の体から出てきた天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)は
後に天照大神(アマテラスオオミカミ)に献上。
その剣が、三種の神器となる草薙剣(くさなぎのつるぎ)です。
その後、スサノオはクシナダヒメと結婚。
二人で暮らす須賀宮(すがのみや。現、須我神社)を建てた際に
「 八雲たつ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣つくる その八重垣を 」
という歌を詠み、それが和歌の起源とされているそうです。
「出雲」が出雲の国名の起元で、「八雲立つ」は「出雲」の枕詞なんだとか。
諸説はあると思いますが、そんなお話。
この斐伊川は古代からたびたび氾濫を繰り返されていて
それがヤマタノオロチの正体なのでは?と言われています。
今日はバトンがお休みだったので
昨日に引き続きみんなでお出かけしてきました。
そらさん、北九州のあきちゃん、
そしてお仕事がお休みのゆかちゃん、えりちゃんも一緒に^^
目指すは「 天が淵 」。
島根県雲南市にある斐伊川の上流です。
「 天が淵 」はヤマタノオロチが棲みかにしていたと言われる場所。
車で少し迷いながら到着。
国道沿いの駐車場に車を停めて降りると石碑が立っていました。
【 伝説 斐伊川上流にあるこの淵は、
古代出雲国を舞台に国づくりに翻弄した若者、
須佐之男命の夢とロマンを描いた物語、
出雲神話「やまたのおろち退治」ゆかりの地「天が淵」である。】
やっぱりここだ〜^^
階段があって河原の近くまで降りて行けるように整備されていました。
いつもみている斐伊川は下流で、砂が堆積した茶色い川のイメージだったけど、ここまでくると石がある河原でなんだか新鮮です。
みんなで河原をしばらく散策。
天が淵の岩に「蛇帯(じゃおび)」と呼ばれる青と赤の筋になっている部分があり、ヤマタノオロチの足跡といわれていたけれど、現在ではほとんど見えなくなっているそうで、よくわかりませんでした。
それにしても今日は暑かった〜〜〜。
みんな汗が止まらなくなって木陰に逃げ込む。
ステンレスポットに氷を入れて緑茶を作ってきたから
飲んでもらってようやく皆んな生き返りました。
わーい、わーい、ピクニック〜〜♪
なんて朝から張り切ってサンドイッチを作って
レジャーシートやクッションをもってきたけれど
結局立ちながら頬張る。
外で食べるご飯ってなぜだか美味しく感じます。
食後にコーヒーもいただいて、ホッと一息。
たまにはこんな課外活動もいいですね。
みんなの笑顔は何よりも大好物です!
それぞれ何を感じていたんだろう?
同じ場所で同じ時間を過ごしていても
みんなの人生に訪れているこのシーンは
全く違うものになる。
そのみんなの人生のワンシーンに私がいる。
それがとても嬉しい。
Setsuko
setsuko.nrt@gmail.com
▼斐伊川の下流の様子はこちらの記事をどうぞ
そら(山本 博)さん主催の《本質的な叡智のバトン》は
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