昔、ディズニーアイスショーが
日本で初めて行われた時、
チケット担当として大阪城ホール
に行っていた時のこと。
公演初日とあってディズニー側の
外国人が会場のいたるところで
諸々チェックしています。
会場の外で、
肩からかけた箱に
パンフレットを積み、
片手でパンフの表紙を見せながら
売っているアルバイトの女性を
しばらく見ていた
スーツ姿のアメリカ人男性スタッフが
彼女に笑顔で近づきます。
そして、自らパンフレットを手に取り、
あるページを開いて
前から見えるようにしながら、
腕を左右に振りました。
それを今度はジェスチャーで
女性に教えています。
パンフを親指での押さえる角度、
腕の位置、左右に振る方向、スピードなどを
伝えている様子。
何度かやっているうちに
さっきまでと同じ女性とは思えないぐらい
華やかでムダのない動きの
パンフレット販売に変わりました。
変えた見せ方でパンフの売上は
間違いなく変わったと思います。
エンタテイメントのプロは
こういうところも徹底しているなあ、
マーケティングの国は違うなあ、
と感心しました。
見せ方＝伝え方は大事ですねえ。
手作り石けんで、こころ元気♪てころ