アルバイトを探しました。
ちなみに勉強しながらやろうかと思ったアルバイトは
近所の温泉の閉店後の清掃（22時以降）と
近所の病院の診療前の清掃（8時30分前）でした。
「でもまぁ、できる仕事があればラッキーだし」と思い
求人を探しましたが、全然仕事がない・・・。
当時の青森の有効求人倍率は0.43程度。
その0.43という数字の中には正社員もパートも
全て含まれます。
その中で私ができる仕事・・・となると
おそらく、0.1～0.2だったのではないかと。
毎日求人をチェックしても
全然受けられるところすら出てこない・・・。
やっと見つけた求人が
ジョブカフェあおもりの
キャリアカウンセラー、講師
という求人でした。
本当にラッキーなことに
ここで拾ってもらった私は
「キャリアカウンセラーって何する人なの？」
という状態から今の仕事を始めることになりました。
（ジョブカフェで働くことが決まり、慌てて
ニチイのホームヘルパー講座を返品しました！）
あ、ちなみに
ハローワークで「ここ受けたいです」と窓口の人に
言ったところ
「あー、あなたには無理ですね。
資格も経験もないですし」
と言われました。
要するに応募する資格がないと。
なんだ、このばばあ・・・。
と思った私は
「勝手に応募するのは構わないんですね？」
と聞くと
「まぁ、いいんじゃないですか」
と言われました。
紹介状も出してもらえなかった私は
紹介状なしで、履歴書を送りました。
今まで何十回も
「倫子さんは、どうしてこの仕事をしようと
思ったのですか？」
と聞かれる場面がありましたが
ことのいきさつはこういうことです。
運良く就職できた私ですが
仕事が始まってみると
「お前には経験がないから」という理由で
最初は学校で授業をするという仕事を
回してもらえませんでしたし
同僚のおじさん達にもいじめられました。
「あんたみたいな営業あがりが
カウンセラーなんかできるはずがない」
とか
「いつも早退、遅刻ばかりでお前は税金泥棒だ」
とかね。
当時、下の子は７ヶ月でしたので
しょっちゅう熱を出し
病院につれて行ってから出社する
保育園に呼び出されて、早退する・・・ということが
多かったからです。
（ちなみに当時、ジョブカフェは国の予算で運営していて
そこからお給料が出ていたので「税金泥棒」と
言われたわけです）
私は人の何倍も働き、残業もかなりしていましたが
遅刻、早退も多かったので、残業もつけていませんでした。
いじめてくるおじさん達がむかつくので
青森県内隅々まで営業に回りました。
県内の高校を回って
「キャリアの授業をさせてください」という話をしました。
元々営業をしていた私は、高校に営業に行くことは
全く苦になりませんでした。
しかも、この時「行政の名刺ってこんなにも強いのか・・・」
をいうことを大大大実感したのでした。
そうやって地道な営業をして
取ってきた仕事も
「お前には経験がないから」という理由で
授業をさせてもらえなかったという次第です。
ふーん。そうですか、そうですか。
じゃあ私は営業でいいわ！
そう思って営業をしていると
どんどん仕事が取れる！笑！
その「経験者」の方では仕事が回らなくなり、
やっと私にも出番が回ってくるようになりました。
それが私と「キャリア教育」の出会いです笑！
34歳。
若かったなぁ！！
あれから20年経って
今、何をしているかというと・・・
やっていることはそんなに変わらないんじゃないの？
と、書きながら思う。
場所が青森の高校か
東京の高層ビルの30階か
という違いだけじゃない？
もちろん、この20年で
たーーくさん勉強もしたし
数え切れない、信じられないような
仕事を沢山いただいた。
でも、私の「気持ち」は
あの時と何も変わってはいないんだ！
今きづいた！
やっぱり「書く」って大事だね。
長くなったので
続きはまた明日書きたいと思います！
今日もあなたの幸せを願っています。