こんばんは。
工藤倫子です。
今日とても
愛おしいと思ったひとこと。
「私、ゆっくりしようと思っても
休み方が分からないんです。
遊び方が分からないんです」
そっかー。
本当にがんばってがんばって
きたんですね。
何か新しいことを始める時
一歩を踏み出すことは
とても勇気が入りますが
何かをやめたり、休んだり、手放したりする時の方が
実は勇気が入るのだと
私は思っています。
新しいことを始める時には
不安はあるけれど
新しいことに対する期待感もあり
そこに罪悪感などを伴うことは少ない。
でも
やめる、休む、手放す、別れる
などをする時には
不安と罪悪感を伴うことも多い。
今これをやめていいのだろうか
ここで休んでいるわけにはいかない
これを手放してしまったら、次はあるのだろうか
そんな不安が心を埋め尽くし
がんばり続けてしまう・・・。
そして
自分が疲れていることにも気づかず
走り続けてしまう。
ふと気づくと
大切なものを失っていたり
何のためにがんばり続けていたのか
分からなくなり
喪失感に襲われる。
真面目ながんばり屋さんに
よくあることです。
かくゆう私もその一人。
「だったらやめればいいのに・・・」
もう一人の自分がつぶやくのに
なかなかやめられない。
がんばることを・・・。
我慢を伴うがんばりは
決して美しいものではなく
むしろ痛々しいもの。
周囲を傷つけさえするもの。
だから
「休み方」を練習しないとね＾＾。
私はここ数年
やっと休み方を練習する余裕が出てきました＾＾。
以前は休んでいても
全く楽しめませんでした。
「休み」を装っていても
頭の中は仕事や家族の心配事でいっぱいで
何も休まっていなかったからです。
休んでいるふりをしているだけ。
だから楽しくもないし
リフレッシュにもならない。
むしろ「休んだ」ことへの罪悪感が募るばかりでした。
でも、少しずつ
「休む練習」をして
休んでいる間
頭や心も休める時間を増やすことが
できるようになっています＾＾
「私、ゆっくりしようと思っても
休み方が分からないんです。
遊び方が分からないんです」
と言った彼女は
昨年、今年と
沢山のものを手放したので
休んではいないけれど
「手放した」分
物理的にも
精神的にも
「スペース」ができて
今
今まで考えもしなかったことが
浮かんでいると言います。
やっぱり「スペース」をあけると
そこに何かが入ってくるのですね。
でも、またここで
空いたスペースをいっぱいに
してしまっては
またまた休めなくなるので
のんびりと
次を待ってほしいなと
心から思いました。
来年は「変化」の年。
変化するためには
はじめに「手放す」ことをしないとね。
手放した後は
今までより
少し余裕をもたせて
風通しをよくしておきたいね。
そしたらきっと
休んだり
遊んだり
楽しいこと見つけたりできるから。
今日は千葉県稲毛海岸の夕陽
空気が澄んでいて
富士山がキレイでした。
今日もあなたの幸せを願っています。
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