ZIPアーティストの里桜です。
今日は少し重い話題ですがお付き合いください。
昨日たまたまつけていたNHKの番組に
中学のクラスメートが出ていました。
その内容が
彼女が20年前に性暴力の被害に合い
苦しみ、写真家となり。そして今
性犯罪者加害者達と直接会って
自分の体験を聞かせたり、話を
することで、二度と性犯罪を繰り返さない
ようにする国内初の取り組みを
しているというものでした。
彼女は中学の時から気が強い子で
私とも直接ぶつかったこともあるので
忘れられない存在です。
十数年前に彼女と同窓会で一度会った
のですが、その時にはこういう話は
出なかったので、本当に驚きました。
可哀そうとか、大変だったんだなあとか
いう気持ちより、私は
「なんて強い人なんだろう」と思いました。
彼女は気が強いのではなく
芯が強い、人として強かったんだなと。
これが昨日のNHKでやっていたのと
同じような内容の記事です。
是非いろんな方に読んで頂きたいです。
https://dot.asahi.com/dot/2017120500008.html?page=1
そしてこちらが彼女の写真家としてのHPです。
http://rangai.main.jp/archives/author/sawori-ninomiya
大変衝撃を受けました。
彼女の言葉で”性暴力に会って世界から色を失った”
というものがあり、それを象徴しているような写真が
数多く見られます。
また、写真と詞や小説が一体化していて
そこから訴える力がものすごく考えさせられる
ものばかりです。
昨日彼女の番組を見て、記事を読み、
作品を観て、彼女の強さと取り組みを
尊敬すると共に。
私は彼女の言う”世界の色を失ってしまった”
人たちに色を与えるような作品を作りたい、
作らなければならないと思いました。
作家としての大切なことを彼女が
思い出させてくれたことに感謝です。
これからも彼女のこと、彼女の活動を
見続け、機会があれば直接会って彼女と
話をしてみたいと思っています。