◆◆◆くじょう みやび日録 第二期◆◆◆

 

2024年2月4日の立春までもう少し。

 

去年から引き続いての目標のひとつに<四君子を描く>があります。

「四君子(しくんし)」とは?

 

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東洋の画題の一つで,竹,梅,蘭,菊の四つをいう。その姿が高潔で君子の趣があるところからきたもので,個々には中国の宋代から描かれたが,〈四君子〉の呼称は明の陳継儒の《梅蘭竹菊四譜》に始まる。調度や衣料の意匠としても好まれる。

*百科事典マイペディアより***

 

春=蘭、夏=竹、秋=菊、冬=梅と季節を代表もします。立春までに梅を描くという目標をギリギリ達成!

 

 

 

今回の「梅」も月イチの水墨画教室で題材となったので、なんとか描けたという感じかな。自分にとっては菊よりも難しかった。

(花弁に少し薄い紅色を入れています)

 

 

今回は漢詩を入れた「なんちゃって文人画風」も一枚。

 

漢詩は、王安石「梅花」。

 

牆角数枝梅
凌寒独自開
遥知不是雪
為有暗香来

 

有名な漢詩ですので、気になる方はググってください。

後半が和歌を思わせて好きです。

遠くからでも雪ではないとわかる、それはほのかに香ってくるから。

 

納得のいく一枚ではないですが、字を入れるとなんかそれっぽく見えるのが楽しかったです(笑)

 

 

 

一応これにて「四君子」一巡しました。

もちろんとりあえず描いたレベルなのでこれで終わりではありませんが、連載は終了。機会があったらまた載せるかもしれません。

 

 

★ウィッシュリストひとつ達成★