◆◆◆くじょう みやび日録 第二期◆◆◆
今年の目標のひとつ<四君子を描く>。
難関だったので、水墨画の基本をかじってみることにしました。
書道をやっていても、墨の濃淡を気にしたことがさほどありませんでした。もちろん作品により濃い墨色とか薄めとか、使用する墨の種類とか、変わってはきます。墨継ぎの箇所にも工夫が必要になります。
実情では、自分はそこまで「極める」域には達してはおらず……
しかし水墨画では濃淡の調整は「調墨」といい、基本中の基本の技術。
濃い墨をすって、そこから淡墨(場合によっては中墨も)作り、それらを筆と皿で自在に「調墨」して色の変化を出す!
水墨画は一色の世界ですから(彩色画もありますが)、確かに濃淡による色の変化がないと、「絵」になりません……
基本5技法。
上の技法を使ったミニ画。
見よう見まねで牡丹。
手前の濃い花は元隈の技法を使っているのですが、めっちゃむずい。
☆こちらの本を参照しました☆