◆◆◆くじょう みやび日録 第二期◆◆◆
2019年の消費増税を機に概ね卒業済の「コスプレ」。
未公開衣装を供養するシリーズ、第7回。
※当ブログの自称「コスプレ」は、いわゆる変身写真の類であり、衣装づくりをしてイベントに出てという本格派ではありません※
◆京都エスペラントのひめシリーズ「菊宮妃」
今日は9月9日、縁起の良い陽数のうち最も大きな「9」の重なる日に長寿を祈願する、重陽の節句――別名「菊の節句」。
今月のコスプレ供養は「菊」がテーマです!
京都・岡崎の有名な変身写真館・エスペラントさんによる、お花をモチーフにしたお姫様シリーズの第6弾が「菊」でした!
このシリーズ、いかにもなお仕着せ感から正直魅力を感じていなかったのですが、ほかならぬ国花(であると桜とともに称される)菊なので。
<ひめシリーズ>実際体験してみると、型が概ね決まっているという意味では面白みに欠けますが、髪に盛っている菊の飾りつけなどは人によって結構違い、選べる部分も少しあるので、みな均一に仕上がるわけではないそう。
目元のダブルラインは黒ではなく黄、ウィッグはプラチナシルバーではなくブロンドを選択、徹底して「菊っぽさ」を追求してみました!
黄金のイメージも好きなので、菊を選んでよかったです♡
(2019/7)
◆菊は国花?~おまけの菊尽くし
菊が「国花」というのは正式ではなく、皇室の紋章ということ。
ただそれも正式な採用は明治元年(1868)で、思いのほか新しい。
菊は、西洋が日本的なものをそこに求めたと同時に、開国後の近代日本人の側からもみずから推した国家イメージでした。
明治天皇の皇后であった昭憲皇太后の大礼服(マント・ド・クール)には、見事な菊の刺繡が施されています。
見づらい写真ですが、<ファッションとアート 麗しき東西交流展>横浜美術館のチラシです。(2017年/左、共立女子大学博物館蔵)
男子皇族の大礼服もやはり菊花文様になっています。
季節の花 300 様より拝借
和菓子銘「着せ綿」
和菓子銘「菊の香」
なつかしの大河ドラマ『平清盛』
頼長、重陽の節句シーンでの鮮烈デビュー!
SOUSOUテキスタイル菊づくし
ヘタリア キャラクターCD II Vol.2 日本
……菊?笑
バックの花は桜ですね!