平安時代の女房になったつもりで書写シリーズ(?)第二弾。

 

今回は『栄花物語』巻一より選びました。歴史物語の幕開けとなる巻一「月の宴」は、おもに村上天皇時代のお話です。

 

栄花1-1

 

栄花1-2

 

栄花1-3

 

上天皇の許には多くのやんごとない女性たちが入内していましたが、天皇はどの女性にも各々にふさわしい厚遇を与え、後宮は平和でした。(この時代の天皇に必要な素質のひとつですね。このあと極端な“悪しき例”として花山天皇が語られ、結局治世は長く続かない)

 

ところが実は、その平和を成立させていた中心は、「后宮」つまり中宮(師輔女・藤原安子)だったのです……ハート ひとたび要である安子が病に倒れるや、「上」(天皇)はじめ「かたへの御方々」(後宮の女性たち)、そして「小野宮の大臣」(藤原実頼)も、「静心なく思しまどふ」「思し嘆く」「恐ろしう」など、それぞれに不安を抱いていました。

 

というお話の箇所を“書写”しています。

 

巻二以降も徐々に進めていきたいと思います。

 

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聖武天皇の集字~奈良国立博物館

こちらは聖武天皇のお習字です☆