秋 寒

       収 来

       冬 暑

       蔵 往



くじょう みやび日録-3寒来暑往、秋収冬蔵

楷行草のうち草書です。


「収」の左側の書き順、長い縦棒が一筆目なんですね。

ずっと一番左側の短めの縦棒から書いていました。縦→横→縦で。

正しくは縦(内側の長いほう)→縦(外側)→横で右側のつくりにつながるんですね~。

確かに、書き順サイトで調べたらそのとおりでした。

この書き方だと無理なく一筆で書けてしまいます。


「秋」はいわゆる学校で習う“正しい書き順”とは異なり、上の払いの次に横棒ではなく、長い縦棒を書いています。そのあと横棒→右払い→左払いを右側の「火」の字につなげるように筆を運びます。


「蔵」は結構くずされて読めませんが、古文書では人名でよく出てきますから馴染み深いです。


<意味>

「寒来暑往、秋収冬蔵」…さむさきたればあつさゆき、あきおさめふゆかくす

春夏秋冬は常に循環し、春夏に播いた穀物を秋に収め冬が来れば貯える。