東京テレポート~高輪ゲートウェイ散歩 7月4日(土) | 東京散歩道

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「東京お散歩教室」主宰、小島信康が綴る身近な街の素敵発見探訪記。

お散歩ナビゲーター小島信康です。

 

今回は只今開催中の夏の夕暮れ散歩「夏企画 東京テレポート~高輪ゲートウェイ散歩」の初日の様子を簡単にご紹介します。

 

出発は東京テレポート駅から。

 

まずは、実物大ユニコーンガンダム立像へ。

 

 

実物大ユニコーンガンダム立像は、江東区青海1丁目、ダイバーシティ東京プラザ前のフェスティバル広場に平成29年(2017)9月24日から展示されている新しいガンダム立像。

『機動戦士ガンダムUC』は、『機動戦士ガンダム』から続く宇宙世紀を舞台とした物語の新章。

作家・福井晴敏氏による同名小説を平成22年(2010)から株式会社サンライズが映像化したアニメーション作品で、立像は全高19.7m、重量は49tあります。

また、ユニコーンモードからデストロイモードへの変身もでき、角の開閉、顔のモード変更、肩・腰・膝パーツの展開、サイコフレームの発光などが可能な限り再現されています。

 

実物大ユニコーンガンダム立像の次は、自由の女神像へ。

 

 

自由の女神像は、港区台場にあるフランス政府公認の自由の女神像のレプリカ像。

レプリカ像完成までの経緯は、まず「日本におけるフランス年」事業の一環として、パリの自由の女神像が1998年4月~1999年1月までの間、お台場海浜公園に初の海外公開として設置されました。

その優美な姿は日仏友好のシンボルとして多くの人々に愛され、フランスへの帰国が近づくにともない、復刻像の再建を望む声が強まり、そうした背景のもと、フジテレビと臨海副都心まちづくり協議会・二つの自由の像設置委員会が中心となって、復刻像の制作案をまとめ、オリジナル像所有者であるパリ市に申請。

日本におけるフランス年実行委員会、駐日フランス大使館の協力を得て、1999年3月、パリ市からの正式許可を受け、フランスに帰った「自由の女神像」の型取りが開始。

そして、2000年10月に完全復刻像が完成し、同年12月22日、お台場の自由の女神像が序幕されました。

 

自由の女神像の次は、お台場海浜公園へ。

 

 

お台場海浜公園は、港区台場にある旧防波堤と台場公園に囲まれた入り江を利用した東京都港湾局所管の海浜公園。

かつては貯木場でしたが、昭和40年代から公園としての整備が進み、昭和50年(1975)に開園。

平成8年(1996)にリニューアルして、現在のような形になりました。

園内には、神津島の砂を使用した人工の砂浜「おだいばビーチ」や、釣りができる磯浜がありますが、オリンピック会場の関係で、多くのエリアが現在立ち入り禁止になっています。

 

そして、いよいよレインボーブリッジへ。

 

 

その前に橋をバックに記念写真。

 

レインボーブリッジは、港区芝浦地区とお台場地区(港区台場及び江東区有明)を結ぶ吊り橋。

都心と開発が進む臨海副都心を結ぶことを目的として、昭和62年(1987)に着工、平成5年(1993)に竣工し、同年8月26日に開通。

橋長は798m、幅は49mで、塔高は126m、橋桁高は52mあります。

「レインボーブリッジ」という名前は、一般公募により決められたもので、正式名称は「首都高速11号台場線・東京港連絡橋(臨港道路)」。

橋は上下2層構造になっており、上層は首都高速11号台場線、下層には中央部に新交通システムゆりかもめ、その両側に一般道路東京都道482号台場青海線が通っています。

また、下層の両外側には歩道(レインボープロムナード)があり、歩いて渡ることもできます。

 

 

レインボープロムナードは、東京都心や晴海・豊洲地区を望む「ノースルート」と、東京湾・お台場を望む「サウスルート」がありますが、この日はサウスルートの通行ができず、ノースルートを歩きました。

 

 

橋を渡り終え、芝浦アンカレッジで小休止。

 

続いて、高輪橋架道橋へ。

 

 

途中、芝浦を流れる運河の景色を観賞。

 

 

高輪橋架道橋は、港区芝浦4丁目と港南2丁目の境界を通る区道を跨ぐ架道橋。

高さ制限が1.5mという極端な低さで、タクシーの「ちょうちん殺しのガード」という異名をもっています。

元々この区道は、運河から海へと出る水路で、大正時代に埋め立てて道路がつくられました。

しかし、2020年に暫定開業した高輪ゲートウェイ駅本開業のため、地下道に切り替えられるともいわれ、現在は工事中。

通行は歩行者のみで、車両の通行は禁止されています。

 

高輪橋架道橋の次は、高輪ゲートウェイ駅へ。

 

 

高輪ゲートウェイ駅は、港区港南2丁目にある、JR東日本の駅。

令和2年(2020)3月14日のダイヤ改正にあわせて田町駅~品川駅間に暫定開業したもので、京浜東北線および山手線のみが停車。

2024年度に本開業する予定です。

駅舎のデザインは国立競技場や渋谷駅などで実績のある隈研吾氏が担当。

折り紙を模した大屋根が特徴で、屋根は、光は透過させつつ、熱は遮断する膜構造になっており、駅構内にはAI案内ロボットの配置や、無人コンビニエンスストアの開設なども行われています。

 

こんなふうにあちこち見て歩いて、高輪ゲートウェイ駅でお散歩終了、解散となりました。

 

ご参加くださいました皆様、誠に有難うございました。

 

それでは、次回もどうぞよろしくお願いいたします。

 

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