船堀周辺ぐるっと散歩 12月8日(日) | 東京散歩道

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「東京お散歩教室」主宰、小島信康が綴る身近な街の素敵発見探訪記。

お散歩ナビゲーター小島信康です。

 

今回は只今開催中の「第140回 船堀周辺ぐるっと散歩」の初日の様子を簡単にご紹介します。

 

出発は船堀駅から。

 

まずは、船堀稲荷神社へ。

 

 

船堀稲荷神社は、江戸川区船堀1丁目に鎮座する豊受姫命を御祭神として祀る神社。

由緒は、当地を開拓した7戸の家が元禄4年(1691)に旧船堀村西組の鎮守として稲荷大神を勧請して創建。

明治7年(1874)に「稲荷神社」と改称し、村社に列格。

その後、荒川放水路開削のため、大正4年(1915)に現在地に遷座したといいます。

 

船堀稲荷神社の次は、新川西水門広場へ。

 

 

途中、中川沿いをぶらぶら。

 

 

新川西水門広場は、江戸川区船堀2丁目にある、面積約2,971㎡の区立広場。

平成22年(2010)2月15日に完成した広場で、新川千本桜の起点として整備され、敷地には広場のほか、トイレや新川千本桜のモニュメントとなる高さ15.5mの火の見櫓があり、土日祝日のほか、桜の開花時期は平日も内部の見学が可能です。

 

 

日曜日でしたので、早速、火の見櫓の内部を見学。

てっぺんからの新川の景観が素晴らしく、全員感動していました。

 

新川西水門広場の次は、行船公園へ。

 

 

途中、新川沿いをぶらぶら。

 

江戸川区北葛西3丁目にある区立公園「行船公園」に到着後、まずは、江戸川区自然動物園を見学。

 

 

江戸川区自然動物園は、行船公園内にある、公益財団法人えどがわ環境財団が管理を行っている無料の小型動物園。

園内にはフンボルトペンギン・レッサーパンダ・オグロプレーリードッグなどの人気野生動物が飼育されており、ヤギ・ヒツジ・ウサギ・モルモット・チャボなどと触れ合える「ふれあいコーナー」もあります。

 

動物園を見学後、続いて平成庭園へ。

 

 

平成庭園は、行船公園の北側にある、敷地面積約10,200㎡の築山池泉廻遊式日本庭園。

池のまわりに敷かれた散策路では、桜・ツツジ・サツキ・花菖蒲・睡蓮・モミジなどが観賞でき、四季折々に移り変わる自然の美しさを身近に感じることができます。

また、池畔に建つ浮御堂様式の月見台がある数奇屋造りの「源心庵」は、茶会などに利用されています。

 

 

平成庭園を一回りした後、行船公園内で記念写真。

皆さん、撮影ご協力有難うございました。

 

記念写真の後、お散歩を再開し、宇喜田稲荷神社へ。

 

 

宇喜田稲荷神社は、江戸川区北葛西4丁目に鎮座する豊受姫神を御祭神として祀る神社。

旧西宇喜田村(現・宇喜田町・北葛西・西葛西・中葛西にまたがる地域)の氏神で、近辺は慶長期(1596~1615)に北条氏の家臣・宇田川喜兵衛定氏が開拓。

後に「宇喜田」と呼ばれ、神社は寛永20年(1643)に創建されたとの説も。

また、境内には末社として黄金山神社・弁天社が祀られており、他にも乾海苔創業記念碑や力石なども奉納されています。

 

宇喜田稲荷神社の次は、新川さくら館へ。

 

 

新川さくら館は、江戸川区船堀7丁目に、かつて舟運で賑わった新川の歴史を後世に伝え、訪れる人々の交流を図ることを目的に、平成25年(2013)7月1日にオープンしたコミュニティセンター。

館内は、イベントや文化活動・軽運動・会合を行うことができる多目的ホールや集会室、新川を散策する人々が休憩できる、お休み処や広場等の施設が設けられています。

 

 

初日はこちらのお休み処でおやつタイム。

空いていたので、各々甘いものなど買って、店内でまったり過ごしました。

 

 

休憩の後は、新川沿いをぶらつきながら、一之江境川親水公園へ。

 

 

一之江境川親水公園は、江戸川区内を流れる一之江境川を利用した区立の親水公園。

一之江境川は、かつて東一之江村と西一之江村との間を流れ、用水路や船の運航路として活用された清流でしたが、昭和30年代頃から都市化によって生活排水が流れ込み、河川環境が悪化。

その後、区民から「自然に近い水辺を」という声に応えるために整備が進められ、平成7年(1995)4月1日より順次開園。

全長は約3,200mあり、魚や昆虫、水生植物が生息できるように、新中川の自然水を流しています。

 

一之江境川親水公園の次は、船堀日枝神社へ。

 

 

船堀日枝神社は、江戸川区船堀6丁目に鎮座する、主祭神を国常立尊とし、春日大神と稲荷大神を合祀する神社。

旧船堀村東組の鎮守で、慶長19年(1614)、船堀新田開発の際に守護神として山王権現を祀ったのが始まりといわれ、江戸時代は隣接する光明寺が別当を務め、明治6年(1873)に「日枝神社」と改称。

境内には明治25年(1892)に築造された「船堀の富士塚」、明治30年(1897)に建立された「乾海苔創業記念碑」のほか、力石などがあります。

 

船堀日枝神社の次は、タワーホール船堀へ。

 

 

タワーホール船堀は、江戸川区船堀4丁目にある、平成11年(1999)3月にオープンした区立の複合文化施設。

別称は「江戸川区総合区民ホール」で、大ホールをはじめ、会議室、映画館、結婚式場などからなり、高さは115m。

103mの位置に無料の展望台があります。

 

 

勿論私たちも展望台に上がり、刻々と夕闇に包まれていく富士山・東京タワー・東京スカイツリーなどを眺めました。

 

こんなふうに、あちこち見どころを巡って、再び船堀駅に戻り、お散歩は終了。

 

 

その後、有志のメンバーさんと居酒屋で打ち上げをして、大人の遠足全行程終了となりました。

 

ご参加くださいました皆様、誠に有難うございました。

 

それでは、次回もよろしくお願いいたします。

 

東京お散歩教室

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