続・ご縁について | 東京散歩道

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「東京お散歩教室」主宰、小島信康が綴る身近な街の素敵発見探訪記。

こんにちは(^-^)/


今回は以前に記した『ご縁について 』の

続編というか補足記事です。


私の知り合いに美しく朗らかで人当たりもよく

誰からも好かれている人気者の女性がいます。


彼女のまわりには男女問わず大勢の人が集まり

いつも華やいだ感じがしているのですが

その彼女、時々ふとため息を漏らすことがあります。


こちらが「何かあったの?」とたずねると

「気のない男性からしつこく誘われて困っている。」

というではありませんか。


これを聞いた私は、人気者には人気者なりの悩みが

あるということを理解しました。


私は仕事柄、人と人との出会いはかけがえのないもので

素晴らしいものだと連呼しております。


また実際私自身たくさんの出会いに恵まれ

その度に幸せを感じているのも事実です。


でも、これは、決して相手が悪いとか

そういうわけではありませんが

波長が合わないとでもいうのでしょうか

中にはひどく疲れて、出会ったことを後悔するケースも

数十回に一回くらいはあったりします。


人脈を広げるために、いろんな場に顔を出すことは

大変有効なことだと、多くの人に勧めています。


でも、素敵な出会いが増える一方で、わずかではありますが

知り合った数に比例して、リスクもついてくるということを

頭の片隅にとどめておく必要があるのでは?

思うときがあります。(特に男女の出会いの場合)


縁というものは、一度つながってしまうと

面倒になったからといって簡単になかったことに

できるものではありません。


帳消しにするために、互いに傷付けあうことだってあります。


あまり考え過ぎるのもどうかと思いますが
ただ、心を許すということは、そうしたことも含んでいるのだと

多少なりとも意識した方が良いと感じている今日この頃です。


【追記】


私は人脈を広げたり、大勢の人と出会うことは

良いことだと信じています。


ただ、何事にも表があれば裏の一面もあります。


ですので、私は手放しに「出会いは素晴らしい」と

喧伝するのではなく、これまでの多くの体験から感じた

時には注意が必要であるという部分も

しっかりお伝えしていきたいと思っています。