東京ゲーテ記念館 | 東京散歩道

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「東京お散歩教室」主宰、小島信康が綴る身近な街の素敵発見探訪記。

おはようございます(^-^)/


バイトから帰ってきて、シャワーを浴びたら

猛烈な睡魔が襲ってきて、また中途半端な時間に

目覚めてしまいました。


今日は東京お散歩教室 の夜散歩があるため

(お陰様で満員御礼!)

更新、今のうちにしておきます。


今回はおもしろ無料スポット

北区西ヶ原にある『東京ゲーテ記念館』を紹介します。


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建物外観


東京ゲーテ記念館は、ゲーテ研究者に資料や情報を

提供している非営利の私設機関です。


館内にはドイツで発行された68種類の全集をはじめ

初訳本、研究書、雑誌、新聞切り抜きなど既整理総数

15万点が収蔵されています。


こちらが建てられるまでの経緯ですが

まず、昭和24年に実業家である粉川忠(こがわただし)が

北区王子にゲーテの精神的遺産を継承し、発展させるための

研究機関として、「財団法人東京ゲーテ協会」を設立します。


そして、昭和27年、渋谷区上通りに移転して

本格的な活動を始めます。


その後、昭和63年に現在の場所、北区西ヶ原に移転。


新館が落成し、名称も「財団法人東京ゲーテ記念館」に

改まりました。


内容は世界トップクラスで、海外にも知られている施設とのこと。


展示室には収蔵品の一部が公開されていて

各地からゲーテファンが見学に訪れています。


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ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの像


入館するとゲーテ像が出迎えてくれます。


ゲーテはドイツを代表する文豪ですが

詩人、劇作家、小説家、哲学者、自然科学者、政治家、法律家と

実に多才な人物であったことを、館内で紹介しています。


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展示室


それほど広くはありませんが

ゲーテの事績がわかる様々な資料が展示されていて

見応えがあります。


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数々の展示品


見学すると、ゲーテが実に幅広いジャンルで活躍していた

人だということがわかります。


ファンの方はもちろんですが

『ファウスト』くらいしか知らないのですが…

程度の方でも、行けば十分楽しめると思います。


入口が重厚な扉になっていて、ちょっと敷居が高く感じられますが

思い切って、開けて入ってみましょう(笑)


お散歩に大切なのは、好奇心と少しの勇気です!


あっ、展示開催期間、8月末から再開となりますので

こちらをご覧になって行ってみたいと思われた方

日程注意してくださいね。


『東京ゲーテ記念館』

東京都北区西ヶ原2‐30‐1

11:00~17:30(入館は17:00まで)

【展示開催】4月~6月末、8月28日~12月10日頃

(日・月・祝日を除く)

【文献サービス】通年(年末年始を除く)

こちらは、事前に予約が必要です。