安倍政権が復活して6年、長期政権の弊害が顕著になってきました。それは自由な報道ができない独裁国家になりつつあるということです。国境なき記者団が出している世界報道自由度ランキングで、民主党政権時代の2010年に世界11位だったのが安倍政権の2018年には67位まで急落しました。まさに独裁国並みです。

 

現在ヒットしている映画「新聞記者」は記者会見で菅官房長官に食い下がってきた東京新聞の望月衣塑子記者の本を映画化したものです。その中で内調や官僚に対する人事権を使って、政権に都合の悪い報道をつぶす様子が見事に描かれています。

 

この問題は保守・革新といった問題ではなく、民主主義の根底を覆しかねない問題です。自民党の中にもまともな人はいますが、突出すると安倍政権につぶされるため沈黙しています。今度の参院選では安倍独裁政権を倒すために幅広い共闘の輪を広げることが必要です。