昨日国会が召集されました。早速、2月5日(火)に下記のように「原発ゼロ基本法案」の国会審議を強く求める決起集会を開きます。立憲をはじめ提案政党の代表に加え、原発ゼロを求める市民がだれでも出席できる集会です。ぜひ多くの方に参加していただきたいと思います。

 

原発ゼロ基本法が審議される経産委員会に政府が今国会に提案している案件は3件だけです。昨年3月9日に提案し、継続審議になっている原発ゼロ基本法を審議できない合理的な理由はありません。審議をしたくない安倍自民党が棚ざらしにしているのです。

 

海外への原発輸出問題も同時に議論すべきです。3・11福島原発事故の後政権に戻った安倍政権は海外への原発輸出を強力に推進しました。その安倍政権の方針に乗ったのが東芝、日立という原発メーカーです。しかし福島原発事故を境に安全性を高めるために原発建設コストが高騰しました。一方風力や太陽光など再エネによる発電は技術革新でコストがどんどん下がってきました。コスト競争で勝てない原発は資本主義国では資金が集まらず、建設できなくなっています。安倍総理は日本で起きた福島原発事故が原発の建設コストを暴騰させている事実を把握せず、先見性のない原発輸出奨励政策を進めた結果、東芝と日立に膨大な損失を与えることになりました。経済政策としても安倍総理の大失政です。

 

中西経団連会長(日立会長)は原発政策について国民の前で議論しようと発言しています。是非経産委員会など国会に参考人としてご出席いただき、国民の前で議論をしようではありませんか。

 

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「原発ゼロ基本法案」の国会審議を強く求める決起集会

日時 2月5日(火)11:30~12:45

場所 衆議院第一議員会館1階多目的ホール

内容 衆議院経済産業委員会の審議状況の報告

    各政党・会派の意見表明

    参加議員・団体・参加者の発言ほか