大晦日になりました。この一年は私にとってやりがいのある一年でした。一つは昨年10月旗揚げした立憲民主党を政権担当できる本物の国民政党にするために全力を挙げてきたことです。そしてもう一つは原発ゼロへの道が相当前進したことです。

 

年末、私の総理時代の番記者等数名と酒を飲む機会がありました。政治部の中堅記者らしく「野党がばらばらだからダメなんだ」とステレオタイプのことを言うので、目を開けて見てみろと私の見方を強く言ってやりました。

 

つまりブログなどでいつも言っていることですが、立憲民主党は政治家が相談して創立した政党ではなく、「このままでは投票する政党がない。枝野立て!」と言って、わずか20日後の投票日に立憲民主党に投票してくれた1100万人の国民が創立した政党だということです。政治部記者の多くは立憲民主党が1100万人の国民が創立した政党であることを理解していません。

 

新聞記者や評論家の中には原発政策や参院の公認決定で、連合や国民民主党と妥協しない立憲民主党の姿勢に対して、希望の党当時の小池都知事の発言と同列に「排除の論理」だなどと的外れなことを言う人までいます。全く逆です。立憲民主党は小池都知事とは逆に、この党を創立した1100万人の創立メンバーを排除しないことを一番大事と考えて行動しているのです。つまり、原発政策などで安易に妥協し、政党間の合従連衡により政権をめざそうとするのは、注意しないと1100万人の創立メンバーの意思を無視する事になるからです。

 

この1100万人の創立メンバーに、今後政策提案だけでなく選挙応援も担うパートナーにできるだけ多くなってもらうことです。こうして立憲民主党を幅広い国民に根差した本物の国民政党に成長させ、そして政権を目指すことです。

 

来年が皆様にとって良い年になることを願っています。