岸田氏の不出馬で、自民党総裁選での安倍総理の三選の色が濃くなってきました。国民の多くが強い不信感を持っている安倍総理に有力対抗馬が歯向かえない自民党の現状は、国民の感覚と乖離しています。

 

そうした中で、小泉元総理が来年の参院選の一人区では原発ゼロで野党候補を一本化すべきと、踏み込んだ発言をされています。小泉元総理はこれまでも「安倍政権では原発ゼロは実現できない」と安倍政権打倒を示唆する発言を繰り返しています。

 

立憲民主党はもとより、保革を超えて来年の参院選は「原発ゼロ」と「安倍総理退陣」を同時に実現することが最大の争点になる流れができつつあります。自民党に対抗する野党は一人区で原発ゼロ候補を統一候補とすることは戦略的には当然であり、ぜひ実現すべきです。