今回の豪雨災害に対する安倍総理の対応を見ていて、本当に安倍総理に危機管理ができるのかという疑問が強くなりました。7月5日の「赤坂自民亭」の宴会も危機感のなさの表れです。3・11の時は地震発生直後からの1週間は危機管理にあたる担当者は私を含めほとんど寝る暇もありませんでした。安倍総理は気象庁が7月5日14時に厳重な警戒を呼び掛けているさなかに、危機管理にあたるべき責任者を集めて宴会を開いていたのです。

 

特に官房副長官という役は総理に対して現場の状況など重要な情報を伝達するキーマンです。その官房副長官が宴会の様子をツイッターで拡散し、オウム関係者の死刑を目前に控えた法務大臣が女将役を務めていたとのこと。その後も洪水の直接責任者である国交大臣をカジノ法案の審議に長時間出席を認めているのも安倍総理です。安倍政権は安倍総理を先頭に危機管理には全く適さない内閣だということを自ら証明してしまいました。

 

自民党の中でも安倍総理では選挙が戦えないという声が本音としては漏れ伝わってきています。小泉元総理も「総裁選は何が起こるかわからない」と安倍三選をけん制する発言をしています。野党攻撃には強い安倍総理ですが、危機管理には全く向きません。一日も早い退陣が望まれます。