安倍総理は日米首脳会談で人気の回復を図ろうとしましたが、セクハラによる財務次官の辞任と重なり、失敗に終わりました。一連の不祥事は、一強を誇った安倍総理が官僚に忖度政治を強要したことが原因です。底なし沼に陥った安倍政権が沼から抜け出すには、自らの責任を認め、辞任するしかありません。

 

安倍政権の5年間で、積み残された政治課題は山積しています。この5年間、安倍政権は原子力ムラの手先となって原発復活政策をとり続けたために、全てのエネルギー源を再生可能エネルギーに転換する世界の趨勢から大きく取り残され、この分野での競争力が減退し、経済成長のチャンスを失ってきました。そして、非正規雇用を拡大するアベノミクス政策のため、格差の拡大が止まらず、日本社会が不安定化してきました。さらには、安倍政権は過疎化の進む農村地域の活性化には言葉だけで全く成果を上げていません。再生エネルギーを梃子に、農村地域を農林業とエネルギー供給地域として再生させ、若い人が経済的にも環境的にも子育てをしやすい地域社会に生まれ変わらせることです。

 

ゴールデン・ウイークは海外ではなく、小水力発電などを活用して農村地域の地域おこしで頑張っているところに出かけたいと考えています。