私は、2月6日午前の予算委員会で質問に立ち、安倍総理と直接議論することになりました。NHKの中継放送はありませんがネットでの中継はあります。

 

安倍総理とは2006年の第一次安倍内閣の時には、私が野党議員として何回か質問に立ちました。私が総理の時は安倍議員は国会以外の場では色々と私を批判していましたが、国会で私への質問には立ちませんでした。そうした経緯で、私と安倍総理が直接国会で議論するのは12年ぶりです。今回の質疑では「原発ゼロ」政策を中心に議論したいと思っています。安倍総理は1月の本会議で、枝野代表の原発に関する質問に対し「原発ゼロということは責任あるエネルギー政策とは言えません」と述べています。私は原発ゼロこそが責任あるエネルギー政策だと確信しています。原発ゼロ政策の是非、そして福島原発事故の責任などについてしっかりと安倍総理と議論するつもりです。

 

また原発ゼロの関連して、再生可能エネルギーを電力会社が抑制している空き容量問題や、日立製作所の英国への原発輸出に日本政府が損失保証するといった問題もあります。また、東電の社長も参考人として出席することになっていますので、東電や安倍総理がこれまでに福島原発事故に関して発信した情報の信ぴょう性についてもしっかりと問いただしていきたいと思います。

 

今年は原発ゼロ実現のチャンスの年です。今年の3・11までには立憲民主党として、できるだけ多くの党と共同で、「原発ゼロ基本法」を国会に提出したいと準備を進めています。その前哨戦として明後日の予算委員会では原発ゼロの是非について、安倍総理としっかり議論するつもりです。

 

【毎日新聞】2018年2月6日「原発ゼロ」巡り論戦 現職首相に質問9年ぶり

 

【日本テレビ】2018年2月6日「原発続けるべきと?」菅元首相が首相追及