2013年に出された「民主党政権の失敗の検証」を改めて読み直しました。その後民主党改革創生会議の議長も務められた船橋洋一氏が中心となってまとめられた検証本(中公新書)です。当事者の一人である私から見ても正鵠を得た多くの指摘がなされています。立憲民主党に限らず、新しい政党が政権担当できる政党になる上で参考になります。地域に根差した政党になれるかどうかが一つの重要な点です。

 

これから来年に向けて、特別国会が終わった時点、今年末、来年の通常国会は始まる時点など、いくつかの節目があります。立憲民主党は「草の根に根差す政党」を目指して、基本的な政治理念を共通にする幅広い人々の参加を求める努力が必要です。立憲民主党の小選挙区総支部や都道府県連の立ち上げも始まっています。党員・サポーター(仮称)の仮登録も各総支部で受け付け始めます。東京18区総支部ではすでに200名近くの方が仮登録をしてくださいました。12月に入れば従来民進党東京18区総支部に参加していただいていた方にも立憲民主党への参加を呼び掛けたいと考えています。地域で話し合ういろいろな集会も企画を進めます。

 

「鉄は熱いうちに打て」と教訓を生かして頑張ります。

 

 

 

「民主党改革創生会議報告書」は2014年に船橋洋一氏を議長とする党改革創生会議によってまとめられました。 副題は「~国民とともに、地方から、ボトムアップで、党を再生する~」。 第1部の理念、第2部の党運営、第3部の男女参画政党、第4部のアクション・プランで構成されています。

 

民主党改革創生会議報告書(2014年7月25日)

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