立候補の決意 

            

 衆議院の解散が決まりました。安倍総理が加計問題などの追及を逃れるため、臨時国会での議論が始まる前に解散をするという、極めて姑息で、個利個略の解散です。この総選挙で、安倍総理を退陣に追い込み、同時に原発ゼロに王手をかけるために、私は改めて総選挙に立候補する決意を固めました。

 

 私は3・11の福島原発事故から日本国内だけでなく世界の多くの国の原発反対運動に招かれ、原発ゼロ実現のために活動してきました。台湾や韓国でも原発反対運動に講演に招かれ、同時に野党の有力議員と意見交換を行いました。マスコミも大きく取り上げてくれ、大きな反響がありました。その後台湾と韓国では大統領選挙で反対運動が推した野党候補が当選し、政権交代が実現しました。そして、新大統領は原発ゼロにかじを切りました。

 

日本でも福島原発事故から6年半たった現在、事故当時54基あった日本の原発のうち稼働しているのはわずかに5基だけです。この間安倍政権は原発再稼働を進めようと躍起になってきましたが、原発ゼロを望む6割以上の国民の広範な反対運動により原発の稼働は抑えられてきました。いよいよ今回の総選挙で台湾や韓国のように原発ゼロを望む国民が圧倒的であることを示し、原発ゼロに王手をかけるチャンスです。

 

現在の民進党は残念ながら党内に原発ゼロに抵抗する勢力も根強く、総選挙までにまとめるとした原発ゼロ法案も日の目を見ず、2030年代原発ゼロの公約も、再稼働を認めるかどうか曖昧です。私は原発がなくても電力不足が起きないことが実証されている現在、「原発は再稼働せず、順次廃炉にする」ことを私自身の公約として選挙に臨みます。

 

同時に私はこの総選挙を脱原発・リベラル政党をつくる足掛かりにしたいと考えています。現在進んでいる野党の政界再編の動きが脱原発・リベラル政党につながるかどうか判然としません。少なくとも「脱原発」と「立憲主義の尊重」を掲げる政党をめざします。

 
 皆さんのご理解とご支援をよろしくお願いします。