安倍自民党の支持率が30%を割った。安倍総理本人に対する不信、嫌悪感が原因だから、安倍総理が退陣しない限り自民党の支持率回復は困難だ。

 
 自民党の支持率は下がったが、残念ながら野党第一党である民進党の支持率は上がらない。脱原発など民進党の政治姿勢が不鮮明なことが大きな原因だ。脱原発に賛成する国民は過半数を占める。民進党が今の半分程度の国会議員数であっても、脱原発を鮮明にし、原発ゼロを実現するための具体的ロードマップを策定して示すことができれば、支持率は上がるはずだ.
 
  民進党内から解党的出直しを求める声が上がっているが、単に人事だけの変更ではだめだ。脱原発、ALL for ALLの政策提示など自民党に対抗する基本政策の骨格を示すこと。そしてそれらの政策実現に向けて運動を展開し、政権獲得戦略化するすることが不可欠。広報の強化もその一つだ。