安倍政権の終わりの始まりだ。安倍総理は予定通り憲法改正案を今年中にまとめ、来年の通常国会で発議し、国民投票にかけると言っている。しかし、求心力が低下した安倍総理の思惑通りに進む事はまず不可能。

 

 安倍総理は7月中の内閣改造で政権の立て直しを図ろうとするが、入閣辞退者も出て求心力はさらに落ちてゆくだろう。来年9月の総裁選に向けた動きが加速し、安倍政権がいつまで持つかという段階に入っていく。

 
 原発再稼働を進め、再生可能エネルギーの拡大を邪魔してきた安倍政権が退陣することは大いに結構だ。当面自民党政権が続くとしても、もう少しましな政権に代わってほしい。
 
 民進党もなかなか苦境から抜け出せないでいる。国民から見て全てが中途半端に見えているからだ。脱原発を明確にし、ALL for ALLの政策を分かりやすく国民に訴えることが、まず必要だ。