原発事故避難者の住宅をめぐる政府交渉で発言(3月17日)
前橋地裁は福島原発事故について「国・東電に責任」という判決を下した。国は2002年、巨大津波が起きうるとする「長期評価」を出しており、国が東電に津波対策を命じなかったのは違法とした。また東電は2008年に、津波について最大15.7mと試算していたのに対策を打たなかった責任があるとした。
福島原発の敷地は元々高さ35mの高台。その高台の海に面したところを高さ10mまで削って、そこに原発を建設。更に原発の海側に緊急用発電機を設置。そのために15.5mの津波で緊急用発電機がダウンし、全電源を喪失。メルトダウンを起こした。まさに人災だ。
福島原発事故は私が総理であった民主党政権下で起きた。しかし、福島原発を含めすべての原発は自民党政権時代に建設された。つまり自民党には原発を製造した「製造者責任」がある。それらの原発は今でも事故を起こす危険性がある。「製造者責任」をとって安倍政権自身が原発ゼロを進めるべきだ。