昨日は地元府中の大國魂神社で、横綱稀勢の里関と一緒に節分の豆まきに参加。大勢のファンが詰めかけた。
 
福島原発2号機の中の放射線量が530シーベルトという東電の発表は、まだ事故は収束していないことを如実に示している。本来原発内の核燃料は5重の層で外界から隔離されているといわれるが、2号機の核燃料デブリは外界から格納容器で遮断されているだけ。その格納容器も汚染水が漏れ出しており、穴が開いていることは明らか。高い放射能を持った物質が格納容器の外に漏れだせば、広範囲での再度の避難が必要となる。まさに事故は収束していない。安倍総理はアンダーコントロールと言い続けているが、事実は全く違う。国民をだましているのだ。
 
格納容器中の放射線源はデブリだけでなく、核反応で生み出された放射性セシウムが内壁にべったりと付着しているとの説明を受けた。東電は最終的にはデブリを取り出して更地にすると言っているが、こんな高い放射能を発するデブリを取り出すことは極めて困難。取り出せたとしても、どこに移すのか。移す先を見つけるのは至難だ。結局今の場所に極めて長期間とどまる可能性が高い。