デイー・エヌ・エーの情報操作が問題となっている。広告収入の単価を上げるため、クリック数が多くなるように記事の書き方を指南していたという。アメリカ大統領選でも偽情報が飛び交い、騙された有権者も多くいたようだ。

 

安倍総理が真珠湾訪問に出発したが、戦後歴代総理で初めての快挙のように当初は報道された。しかし、実際には何人もの現職総理がすでに真珠湾に訪問していたことが判明。これも人気取りのための情報操作だ。

 

安倍総理は野党時代、福島原発事故でも「菅総理が原発への海水注入を止めた」という虚偽情報をメルマガで発信。明らかに政権を倒すことを狙っての情報操作だった。当時、読売新聞と産経新聞は安倍議員の虚偽情報を一面で大きく報道したが、その後訂正も謝罪もしないまま、ほうかむりを続けている。

 

現政権は情報操作にたけている。アベノミクスの失敗も、「道半ば」とごまかし続けている。約束の期間を経過しても成功しなければ「失敗」なのだ。安倍総理は報道関係者との会食を重ねており、批判が表に出ないようにする情報操作も巧みだ。国民は権力者や大企業の情報操作を見破る力をつけなくてはならない。