民進党代表選の候補が出そろった。私は代表選の候補者は2人よりも3人以上が望ましいと考えていた。それは国民の皆さんに民進党議員の考えや人柄をよく知ってもらう上でそのほうが好ましいし、また2人の一騎打ちだと応援団を含めて相手候補に対する批判や中傷合戦が起きやすいが、3人以上であればそれが避けられるからだ。

  蓮舫氏と前原氏の立候補は早めに決まったが第三の候補の擁立はぎりぎりまで難航した。私は候補者は3人以上が好ましいという考えから、推薦人集めがギリギリであった玉木君の推薦人になることを了承した。

  玉木君は若手のホープの一人。私が四国お遍路で香川県にある88番札所大窪寺まで歩き、結願した時、地元香川県の玉木雄一郎君が小川淳也君と一緒のお祝いに駆けつけてくれたこともある。

  これから2週間、女性、ベテラン、若手の3人の候補者が自民党に代わる政権を目指す政策を国民にしっかりと考えを伝える選挙にしてほしい。特に、安倍政権は社会政策に加えて経済財政政策でも破たんをしている。そのことは国民もかなり分かってきている。それでは民進党が政権を担った時にはどういう政策をとるつもりか、ポジテイブな対案をしっかり示す選挙を期待している。