フランクフルトに到着した。27日の午後2時に羽田を飛び立って到着は現地時間で27日の午後6時45分。
エコのホテル、ビラ・オレンジに宿泊。
明日はカッセル市に行き、SMAソーラー技術社を訪問。その後マインツ市を訪問し、選挙で州首相の留任が決まったばかりのマヌ・ドライアー、ラインラント・ブファルツ州首相と会談。その後公開講演会の予定。
ドイツでは福島原発事故を契機に原発の廃止を決めた事もあって、福島原発事故に関する関心は今でも高い。
今回授賞の決定にかかわったドイツ在住の日本人といろいろ話をして改めて分かった事があった。それは「菅元総理」というと、海外にいる日本人やドイツ人には東電の撤退を止めて、福島原発事故の拡大を防いだという印象が強いが、日本にいる日本人の多くは福島原発事故を拡大した総理という風に思われているということだ。たぶん、私が1号機原発への海水注入を止めたために事故が拡大したという 日本国内での虚偽報道の影響が今でも残っているためだろう。
マスコミで、原子力ムラの中心的役割を果たしている読売新聞の、2011年5月21日の一面トップの虚偽報道だ。東電自身が海水注入は止まることなく続いていたと言っているにもかかわらず、いまだに読売新聞は虚偽報道について謝罪も訂正もしていない。