安倍総理は自らの総理、総裁在任中に改憲を成し遂げたいと踏み込んだ発言をし始めた。


  自民党総裁の任期は最長2期6年間で、2018年9月まで。その間の参院選は今年の一度だけ。安倍総理は衆参で3分の2の議席を確保するためにダブル選挙を狙っている。


  安倍総理は変わった。小泉総理の後継として総理となった時にはまだ謙虚さがあった。しかし2度目の総理になってからは野党を徹底的にやりこめるスタイルで、それで選挙に勝ったとしてますます居丈高になってきた。従来なら自民党内で異論が出るような問題も、公認権を振りかざして党内の異論を押しつぶしてきている。まさに安倍強権政治の暴走だ。


  世界中が不満と不安を抱え、強気で傲慢と見える政治家が人気を博している。安倍総理もその一種だろう。多くの人がおかしいとは思いながらも、強引な安倍総理にマスコミも含めて引きずられている。


  どうやって安倍政治の暴走をストップさせるか。まさに正念場だ。