1996年に最初の民主党が誕生し、1998年拡大した民主党で野党第一党となり、その後小沢自由党と合同し、2009年に政権交代を実現しました。民主党による政権獲得まで13年かかりました。


  この間も路線的な議論は常にありましたが、自民党に代わり得るもう一つの国民政党が必要だという共通する考えで、政権獲得までまとまってきました。


  しかし残念ながら民主党は政権の座にあるときに分裂し、2012年に政権の座から降り、3年余り経過しました。子育て支援や社会保障と税の一体改革など政策的には大きな間違いはなかったと思いますが政党運営で失敗したと思います。


  次に民主党が政権を獲得するのにどのくらいの年月がかかるか誰にも分かりません。ただ国民は政権担当能力のある少なくとも二つの国民政党を必要としているということです。


  マスコミは民主党の「路線対立」と書き立てますが、二つ目の自民党を作っても意味がないということが分かっていれば、まとまっていくことはできます。あとは戦術、戦略の問題です。