国会が開いていない時期、お遍路を続けていたころならお遍路の旅の出たところだが、2年前に結願。旅に出る代わりに10月に「総理とお遍路」(角川新書)という題の本を出版。全国の本屋に並んでいるはず。


読んだ人からはお遍路の楽しさが分かったといったご意見をいただき、好評。政治的な話題はできるだけ抑えたのが良かったようだ。


お遍路で歩いた四国は、本州や九州に比べれば面積も人口も小さく、瀬戸内海に面した地域以外では工場も少ない。しかしその反面、清流や森に恵まれ、風と太陽など自然に恵まれている。見方によれば自然エネルギー、再エネの宝庫だ。

  

再エネの普及は地域ごとのエネルギー自給自足を可能とする。エネルギー源を他に依存する依存型経済から自立できるはずだ。藻谷さんの提案する「里山資本主義」に適している地域といえる。


そして広くは世界各国、各地域がエネルギーの自給自足を可能とすることで、エネルギー源を他国に頼らないでもよくなる。エネルギーを巡る国際紛争の種はなくなり、世界の平和と安定に役立つと確信している。