先週の土曜、「日本と原発」の上映会に招かれ、監督の河合弘之弁護士とトークセッションに参加。100人ほどの観客が熱心に話を聞いてくれた。


  この映画、全国でこれまで300回ほど上映会が開かれているという。福島原発事故について、事故の現場の事だけでなく、その背景や被災地の状況が分かりやすく映像で示されている。これから私も、この映画の上映会を企画したい。


  福島原発事故以来3回に国政選挙があったが、原発の是非が最大の争点になった選挙は1度もなかった。そのため、世論調査では脱原発を望む人が過半数を超えているのに、国会では原発維持派が過半数を超えている。河合さんは「脱原発党」で参院選比例区で戦い、この状況を変えることができないかと言っている。


  これまで参院比例区で政治を変えるきっかけを作ったのは1992年の日本新党だ。細川さんら4人が当選し、翌年の政権交代につながった。河合さんの動きが大きな動きになることができるか、注目している。