昨日は「神戸元気村」を立ち上げた山田和尚(通称:バウさん)のお別れ会に出席。災害ボランティアの礎を築いた人。


 いま「スマート・テロワール」(学芸出版社)という本を読んでいる。元カルビーの社長の松尾さんが書かれた本。 「農村にこそ日本最後の成長余力がある」という経験に根差した松尾さんの主張は傾聴に値する。「美しく強靭な農村自給圏を目指す指南書」と静岡県知事の川勝平太さんも推薦。


 10年ほど前に訪問したドイツの黒い森の近くの農村は、美しい村で、地元の産品を使って料理を出す小さなホテルがたくさんあり、週末は近隣の都市からの観光客でにぎわっていた。農村の人口も減少していないと聞いた。松尾さんは「日本で最も美しい村」連合の副会長でもある。


  農村を食料もエネルギーも自給できる自給圏としてよみがえらせる構想には夢がある。