今日、臨時国会が召集された。民主党の新執行部、そして維新やみんなの党の分裂と合流など野党の新体制のもとでの初めての国会だが、滑り出しでは野党の歩調は従来より合っているようだ。


  公開された吉田調書や政治家の調書の検証が週刊誌でも始まった。事実に即した検証であれば大歓迎だ。


  今日発売の週刊ポスト(10月10日号)では検証①“読売、産経の報道に疑問あり、「海水注入は菅首相が止めたのか?」”という記事を掲載。その中で「海水注入が始まっていた事実を知らなかった菅首相が『激怒』して『止めた』とは考えにくい。安倍氏はどこでその“事実”をつかんだのか明らかにするべきだろう。」と述べている。この点はまさにその通りだ。


  それに、吉田調書以外の東電首脳の調書も公開すべきと指摘。事実を検証するうえで、必要だ。