3月23日、原発予定地近くのホテルを出発し、グダニスクを経由してワルシャワに戻る。グダニスクはワレサ代表率いる連帯発祥の地。空港も「ワレサ空港」と名付けられている。


  ポーランド訪問は、ポーランド政府が初めての原発建設を提案した直後というタイミングもあり、全ての会合が熱心な人で埋まった。安倍総理は昨年、日本の原発をポーランド政府にも売り込んだ。福島原発は汚染水の流出など事故が継続しており、原子力規制委員会はまだ日本の原発について一つも新規制基準の審査を終えていない。それなのに、「安全」と売り込むのは一種の「だまし」ではないか。もし事故が起きた場合に責任が持てるのか。



  昼すぎ、ワルシャワをたって次の訪問地フィンランドの首都ヘルシンキに夕方到着。明日は使用済み核燃料の最終処分場のオンカロを視察する。