昨日、日本ペンクラブと専修大の共催の「脱原発を考えるペンクラブの集い 」に招かれた。


  中村敦夫さんの司会、浅田次郎会長の挨拶から始まり、私の講演とペンクラブの茅野裕城子、山田健太、吉岡忍の3人の理事からの質疑が行われた。ペンクラブだけあって多士済々。500人の会場がほぼ満員で、関心の高い人の集まりだった。



▲「脱原発考えるペンクラブの集い」にて

  私はまず、福島原発事故が東日本が壊滅する寸前の危機であった事を、4号機の使用済み燃料プールの当時の危機的状況などから具体的に説明した。また現地対策本部を置くことになっていたオフサイト・センターが地震で全く機能せず、地震と原発事故が同時に起きるという複合災害が全く考えられていなかった事もを説明した。


  そして安倍政権が進めようとしている再稼動について、事故発生時の住民の避難や復帰の可能性など、住民生活の安全性について自治体の意見を尊重せず、強引に進めようとしている事も述べた。


  3人の理事からもそれぞれの視点から鋭い質問を受けた。今回の集いについてはペンクラブの会報に載せるそうだ。


  これからもできるだけ多くの人に福島原発事故の真相について語っていきたい。