12月9日、「バイバイ大間原発函館ウオーク」に呼ばれた。講演の前に、工藤函館市長と懇談し、その後講演と質疑。終了後には、反対運動の中心メンバーと懇談。
大間は青森県の北端で、人口の少ない地域だが、函館からは20キロ程度の距離。それなのに原発工事を進めている電源開発は函館に対して地元説明を全くしていない。工藤市長を先頭に工事差し止め訴訟を近く起す。
大間原発は3・11、福島原発事故で建設が中止されたが、昨年再開。発電のためというが、本音は貯まりすぎたプルトニウムを減らすため採算を度外視した国策によるフルMOX原発。建設費用がかさむだけでなく、一度原発を動かし、放射能で汚染されれば廃炉には何千億円とかかる。今のうちに工事は中止すべき。
プルトニウムを燃料にする極めて危険な原発をこれから作ろうという人の気がしれない。