選挙期間に入り、ツイッターを使った新しい型の選挙運動を試みている。


  テーマは「原発政策」。原発事故や再生可能エネルギーに関して、質問を受け、できるだけ丁寧に私自身が答えている。


  当初、ツイッターでは匿名であるため「罵詈雑言」的な批判ツイートが多かったが、質問に答えるうちにそうしたツイートは減ってきた。そして質問と答えを何回か繰り返す双方向の討論が可能となってきた。またその議論を見ていた人の参加も次第に増え、複数の人が参加した議論の場が自然に生まれてきた。


  選挙期間中だけでなく続けてくれという意見も頂いている。相当の時間を要するが、私のように元総理という比較的自由な立場なら時間のやりくりも可能だ。これからも政策テーマを少しずつ広げて、試みを続けていきたい。