昨日午後帰国。一昨日、サンオノフレ原発に反対しているグループの集会に私やヤツコ前NRC委員長が参加したが、その様子がフリーのジャーナリストの手でネット上に動画で発信 されている。


  この集会の後ロスのビバーリーヒルズの個人宅でのパーテに招かれた。映画やI T企業などの関係者で、環境派の人々が多く集まっていて、福島原発事故に高い関心を持っている人が多かった。アメリカのリベラル層の姿を見ることができた。


  アメリカでは1979年のスリーマイル事故以来、新規の原発着工はなく、現在稼働中の原発はかなり老朽化している。稼働期間の延長のルールについてヤツコ前NRC委員長は厳しい立場をとり、孤立し、そのために委員長を辞めることになったとみられている。アメリカでも原発に反対する市民の力も大きいが、他方で原子力ムラの力も大きい。その点は日本と変わらない。それだけに、脱原発の立場についても国際的なネットワークが重要になる。